ソリド Solido

2008年6月 6日 (金)

昆虫 = アルファロメオ カラーボ

Solidocarabo1  アルファロメオのプロトタイプカーの中でも特に目を引くのがこのカラーボではないでしょうか? 昆虫を意識したというデザインそしてボディカラーなども含めその特徴をうまく表現していると思います。この車のデザイナーこそマルチェロ・ガンディーニで実はこのカラーボをさらに昇華してさせていった形があのランボルギーニ・カウンタックであります。

Solidocarabo3   独特のガルウィング、真横から見たボディラインなど各所に共通のものが見つかると思います。カウンタックの場合は市販車ということで制約が多い中、ガンディーニは見事にその仕事を果たしたと言えるのではないでしょうか?

今回はフランス・ソリド社製のミニカーを紹介します。ガルウィングの開閉ギミックを持ちながらそのプロポーションはかなりいい感じです。ホイールもしっかりと作りこまれているのがわかります。再販などもされているモデルですので製造年代を問わなければ入手は比較的簡単だと思われます。

 一家に一台、ぜひアルファロメオ・カラーボをよろしくお願いします。(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月 9日 (金)

キング・オブ・ミウラ ソリドのランボルギーニ・ミウラ

Solidomiura1   ミウラのモデル化は当時ひとつのブームだったのか各社から発売されていたのは皆さんも知っているとおりだと思います。それぞれのメーカーが作ったミウラの中で特に秀逸だと言われているのがソリド(フランス)の1/43のミニカーです。  

Solidomiura2

Solidomiura3        

 抑揚のあるボディラインを忠実に表現しているほか、前後エンジンカウルの開閉など触って覚えて楽しいミニカーの筆頭でもあるといえます。まるで実車を見ているかのような感覚にも近い感じがしますしね。(笑)

Solidomiura4   日本でも某メーカーで作ったミウラがソリド社製のものをコピーしたとまで言われるくらいお手本として今なおその座を揺らぎないものにしています。たしかに今の目で見ても決してミニチャンプス製のものに劣るとは思いませんし、気軽に見て触って楽しみということならこちらをお勧めしますよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月20日 (日)

通称 デイトナ = フェラーリ365GTB/4

Solidodaytona_1

  フランスの老舗ミニカーメーカーのソリド社が発売したデイトナはそのグラマラスなプロポーションを見事に再現しています。おまけにフロントのボンネットを開けるとなんとV12エンジンがお出ましになります。左右のドアも開閉するなどうれしいギミック満載でなおかつボディラインをくずしていない傑作と言えるのではないでしょうか?

Solidodaytona_2  当時の流れはどのメーカーもミッドシップに移行している時であり、フェラーリもまたBBへと進化していくことになります。そういう意味では最後のフロントエンジン車と言われました。(最近でこそフェラーリもGT系ではフロントエンジンを採用しているモデルがありますが) デイトナが登場した1967年のデイトナ24時間レースで330P4が1-2-3フィニッシュしたことからこのフェラーリ365GTB/4はデイトナと呼ばれるようになりました。

Solidodaytona_3  ただしこのモデルも後にレーシング仕様に金型が改修され、フロントライト回りが変更されるとともにオーバーフェンダー付きに変わっていきました。したがって純粋な初期ロードバージョンとしたモデルは当然のことながら再販されることはありませんでした。残念! ミニカーとしての人気も初期型に軍配があがります。

Solidodaytona_4  しかしながらレース仕様となったデイトナはちゃんとル・マンを走った実車に基づいた考証のデカールが付属しておりご覧のように並べてみるとそれなりに絵になっています。レース好きには逆にこちらのほうが魅力的に見えるかもしれませんね。(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)