ポリトーイ Politoys

2009年1月10日 (土)

最初のロードカー! フェラーリ275GTB by Politoys

275gtbpolitoys1  250GTの発展型として1964年のパリ・サロンで発表。 フェラーリとしては初めてロードカーとして市販を前提とした車として有名ですね。 ギアボックスをリアに配し前後重量バランスに優れるトランスアクスル方式を初採用し、操縦性を大きく向上させています。

275gtbpolitoys2  個人的にはグラマラスなボディが大好きでフロントエンジンのベルリネッタとしては一番好きな車でもあります。典型的なロングノーズ、ショートデッキ、さらにはコーダトロンカと3拍子揃っています。(笑)

275gtbpolitoys3  その中でもポリトーイ製の275GTBは実車の雰囲気をよく出していると思います。きちんと各開閉部がありエンジンなどもしっかりと再現されておりとても30年以上前のミニカーと思えないほどです。ノレブにも同スケールがありますがこちらはちょっと自分のイメージとは違っていますがそれはそれで”味”があります。(爆)

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2008年10月 5日 (日)

コーダトロンカの功罪? アルファロメオ TZ by ポリトーイ

Politoysalfatz_5  またまた忙しさにかまけて更新遅くなってしまいました。m(_ _)m

さて今日はポリトーイのアルファロメオのジュリアTZのご紹介です。  当時のデザイナーたちは空力という新しい概念を取り入れることが大事だということに気付き始めた頃なんですよね。

Politoysalfatz_1_2 それまでの速度記録挑戦車などを見てもわかるようにノーズからテールまで流れるようなラインをとっていたわけですがこれだとどうしても全長が長くなってしまいます。 そこでリアをスパッ!!と切り落としたのがコーダトロンカです。こうすることにより空力にあまり影響を与えずなおかつコンパクトな造りができるようになりました。

Politoysalfatz_2  このTZをはじめ進化型のTZ2やあのフェラーリ250GTOなども典型的なコーダトロンカのデザインをもろに受けてます。 さてそこで今回のポリトーイのアルファロメオTZですがそのあたりの出来ばえはさすがといえます。

Politoysalfatz_3

 こんなミニカーが1966年、今から40年以上前に発売されていたなんて夢みたいでしょ!! ジュリアの直4エンジンも再現されているし、ガバッと開くフロントフードもかっこいいです。

う~んまたひとつ手放せないミニカーが増えたような。(笑)

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2008年9月20日 (土)

これでもかっ!!フルアクションのミウラ by ポリトーイ

Politoysmiura_1  ポリトーイ社製のランボルギーニ・ミウラでございます。ご存知のとおりこの時代はミウラをミニカーにすることはひとつの命題であったあかのように実に様々なメーカーからモデル化されています。これももちろんその1台ということになります。

Politoysmiura_21  初期はきちんとした専用の箱が用意されていたようでパッケージを開けるとご覧のようにミウラと対面できるようになっています。  しかしながらミニカーはクッション付?の両面テープみたいなもので貼り付けられており、裏板にけっこうはがした跡が残ったりしてしまいます。(笑)

Politoysmiura_22  それでもって閉めるとこんな感じになるわけですが今度はしまう時にそのテープがないと箱の中でガタガタとうまく収まらないんです。しょうがないのでティッシュでミイラみたいにグルグル巻きにしています。(笑) 

Politoysmiura_3_2  しかしながらポリトーイのミウラの魅力は何といってもフルアクション機構に尽きると思います。ドアや前後のカウルはもはや当たり前でほとんどのミニカーにもありましたね。 でもこのモデルはトランクも開きます。

Politoysmiura_4 驚くのはもうひとつ、それはフロントフードのスリットが開いてガソリンの給油口が見れるという超やりすぎギミック搭載、ここまでやる必要あるのか!ってくらい。まぁそのぐらいしないと差別化できなかったのかなと思うと涙ぐましいのですが・・・。 

Politoysmiura_5_2  そんなミウラも2ndバージョンの廉価版になると開閉ギミックの省略、プラ製のタイヤ&ホイール、メッキパーツの廃止という悲しいことになってしまいました。フロントヘッドライトが少し小さいというか細長い点を除けばそのプロポーションは本当にグラマラス←死語? なボディを再現していると思います。

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2008年8月24日 (日)

これでもかっ!! ポリトーイ ランボルギーニ 350GT

今回はどどまいやさんのブログに紹介されていたランボルギーニ400GTに触発されて書いてみました。(笑)

どどまいやさんのブログはお仲間紹介の「ちーぷトイトイ」をクリックしてくださいね。こちらもかなり深いジャンルを追求されていてとても楽しく拝見しています。

Politoys350gt1  さて皆さんもご存知のようにランボルギーニの最初の量産車となったのが2+2のこの350GTでしたね。すべての伝説はこの1台からスタートしたと言えます。

 事業に成功したフェルッチョがフェラーリを買った後クレームを付けに行ったけど取り合ってもらえなかったのでそれなら自分でスーパーカーを作ろうというのが有名な話です。でも本当のところは交換パーツの部品の一部が自社で使用しているものと同じでフェラーリはそれに自分のところの数倍の値段をつけて販売しており自動車製造が儲かるのではないかというのが現在では定説になっています。

Politoys350gt2  ミニカーでは近年までポリトーイのみがあっただけでした。でもそれはとても素晴らしい出来ばえでとても満足のいくものでした。フルアクションに加えてシートのリクライニング、圧巻はミニカーではあまり重視されていない裏板にまで手をかけたことです。

Politoys350gt3  こんなミニカーが1968年(なんと40年前!)に発売されたのですからもうすごいというしか言葉が見つからないです、ホント。最高傑作といってもいいくらいだと思います。

Politoys350gt4  でもひとつだけ謎なのが箱の表記が何故か350と3500の2つがあることです。何かの手違いかなぁと考えるのもまた楽しいことではありますが・・・。

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2008年5月27日 (火)

親子のアルファロメオSS?

Alfaromeopolitoysconpenny1   今日は1/43スケールと1/64スケールのアルファロメオSS(スプリント・スペチャーレ)をご紹介します。共にポリトーイシリーズでM500シリーズとペニーシリーズになります。どちらも実車よりかっこよくデフォルメされている感じがします。(笑)

Alfaromeopolitoysconpenny3  相変わらずすべての部分が開閉してエンジンやインテリアなども楽しめる当時としては当たり前のようだがとてもうれしい仕様として誕生しました。何度も書くようだけどこんなミニカーが30年近く前のものとは信じがたいくらいです。

Alfaromeopolitoysconpenny2

  ペニーはドアのみの開閉となります。もちろんフロントのヘッドライトにはお約束のダイヤカットガラスが奢られています。小さいながらもプロポーションを犠牲にせずまじめに作られた感じがよくわかります。

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2008年5月25日 (日)

まだまだこだわります! アルファロメオ 33!(笑)

Alfaromeopolitoys2car  せっかくなのでアルファロメオ33の続きいきますっ!! こちらの2台はポリトーイ製で1台がル・マンカー、そしてもう1台がストラダーレ(市販車仕様)です。残念ながらどちらもホイール&タイヤがプラ製なのですがこのシリーズにありがちな妙なデフォルメも欲目で言えばあまり気になりません。(笑)

Alfaromeopolitoysm24 Alfaromeopolitoysm11                           

 どちらもフルアクションなのでエンジンやインテリアなどのディティールを楽しむことができます。ほんとこの頃のミニカーは夢あふれんばかりの作りに感激してしまいます。

Alfaromeomerculy33_1 Alfaromeomerculy33_2

 マーキュリーも33のモデルを出しています。こちらも負けじとフルアクションで対抗しており30年前のものとはとても思えません。

タイムマシンがあったならこの頃に行ってみたいと思うのは自分だけでしょうか?(笑)

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2008年5月14日 (水)

ポリトーイ M22 ランボルギーニ・ウラッコ

Politoysuracco1  今日はまたまたポリトーイ製のランボルギーニ・ウラッコをご紹介です。ポリトーイもM500シリーズを発売後、世界的にスピードホイール全盛期を迎えつつあったミニカー界の影響を受け、新しいラインナップであるMシリーズを発表しました。 M10から始まるこのシリーズの特徴はすべての車種に共通のプラスチック製のホイール&タイヤを履いていました。

Politoysuracco2  再びエンジンフードやトランクが開閉できる機能を持った車種も増えてきました。エンジンフードの中にはV8エンジンが納まっています。このウラッコはよく見ると妙に幅が広く角張っていることに気付きませんか? このシリーズはどの車種も幅広で平べったくなおかつ硬いラインで構成されているような気がしてなりません。製作者の意図的なものか単なる趣向なのかわかりませんが・・・。

Politoysuracco3  ウラッコと言えば2+2のシートアレンジを持ちながらスーパーカーたるスタイルを持っている数少ない車だと思います。V8エンジンをミッドに横置きで搭載、のちのフェラーリ308GT4なども同じレイアウトで構成されていることからもわかると思います。

 ポリトーイのモデルのカラーは通常はグリーンメタリックですがその他に朱赤が確認されています。またマクレガー(メキシコ製)ブランドで画像のような薄いグレーもあります。他にもまだまだレアカラーが存在している可能性が大きいので発掘の楽しみがまだまだあると言えるでしょう。

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2008年5月11日 (日)

ポリトーイ #589 ディーノ・コンペティチオーネ!

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 イタリアのポリトーイ社は1960年代にM500シリーズを発表、当時としては画期的なフルアクション機構を装備するなどミニカーの世界により実車に忠実な再現を取り入れることに成功した。しかしながら徐々にホットホイールに代表されるようないわゆるプラスチック製のスピードホイールを履いたミニカーで遊ぶというのが主流に変化していった。 そんな中で同社も生き残りをかけ安くて早いミニカーを出すことになるのだがこのディーノ・コンペティチオーネ(Dino Competizione)もその影響を受けた1台である。その違いは下記のようになっている。

1st モデル

  • 角度を調整できるウィングを前後に持っていた(ただし取れやすく欠品になる可能性大)
  • ウィングは赤ボディは白、黄ボディは赤で塗装されていた
  • ホイールも実車に忠実なダイキャスト製でタイヤもゴム製だった
  • 後付けのデカールが付属していた。

2nd モデル

  • ウィングはシャーシから延びるステーと一体成型になり強度は上がったと思われるが塗装は施されなかった
  • タイヤ&ホイールはプラスチック製に変わった  

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    日本でもスーパーカーブームの頃には各メーカーから発売されましたがポリトーイはその前からモデル化されていたということでさすがフェラーリのお膝元の国なのだなぁと痛感した。

モデルのプロポーションはフロント部分がやや薄っぺらく感じますがその他は年代を考えればかなりよいほうなのではと思います。ガルウィングで開閉するドア部分については本来ならした半分はボディ同色なのですがクリヤーのプラスチックパーツの一体成型で残念な部分ではあります。よく自分で下半分だけ色を塗ったモデルもありますがその気持ちよくわかります。(笑)

今回ご紹介したのはともに2ndバージョンですが1stバージョンについては追ってご紹介します。

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2008年5月10日 (土)

ディーノ308GT4ってどんな車?

Polistildino308gt41   ディーノ246GTの生産終了後に発表されたディーノ308GT4はその名のとおり3ℓV8エンジンを搭載し、なおかつ4座という組み合わせで1973年にデビューした。  当時はポルシェ911、ランボルギーニ・ウラッコなど+2のシートアレンジを持つスーパーカーが北米を中心に流行していたのに対抗するため作られたらしいです。 過去にそのパッケージングの実績を買われて従来のピニンファリーナでなくベルトーネでデザインされたこの車は直線基調のウェッジシェイプになりました。 

Polistildino308gt42   このフォルムについては賛否が分かれるところですがフェラーリらしさという面から見ると厳しい意見が多かったと言われています。その後2シーターでクーペボディを持つ308GTBが1975年にデビューすることになるのですがピニンファリーナ製のデザインが受け入れられて大ヒットとなります。これが現在にいたるフェラーリV8エンジンシリーズの根幹をなすモデルになります。  ディーノ308GT4として生まれたこの車は1976年より1980年までモンディアルに後継を譲るまではディーノのエンブレムをやめてフェラーリ308GT4として販売されていました。

Polistildino308gt43    ミニカーでは近年までダイキャストモデルはこのポリスティル製のみが作られたのみでした。しかしながらそのプロポーションは実車の雰囲気を巧みに表現したなかなかの逸品と言えます。残念ながらドアのみの開閉となってしまいました。初期はドーム型のプラスチックケースに入って売られていましたが後期はご覧のような箱での販売となりました。ボディカラーはかなり豊富で10色以上が確認されています。全部集めたいけどなかなか資金的に難しいでしょうね。(笑)

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2008年4月21日 (月)

ランチャ ストラトス ゼロ って?!

Politoysstratos_1    この車って1970年のトリノショーで発表されたストラトスのプロトタイプカーなんですよね。かなりウェッジシェイプの効いたフォルムはあのガンディーニのデザインです。真横から見るとそのプロフィールがよくわかります。

  結局ラリーで活躍したストラトスとは大きくデザインが変わってしまうが1968年のアルファロメオ・カラボそしてストラトス・ゼロと通じて最終的にはランボルギーニ・カウンタックへと続く一連のガンディーニのデザインを楽しめるのもミニカーだからかな?

Politoysstratos_4  実車はなんとフロントグラスが上に持ち上がり、フロントボンネット??のところから乗り込むという構造になっています。だからフロントボンネットのところが滑り止め加工してあるらしい。でもきっとかなり乗りにくい感じがするのはメタボまっしぐらな自分だけか・・・。(爆)

Politoysstratos_5  ポリトーイのM23として発売されたのは1971年のことでありM500シリーズと比べると1/43とはいえやや大柄な感じを受ける仕上がりとなっています。特徴的なエンジンフードとフロントグラスの開閉ができるところはきっちりと押さえてありますがいかんせん、ホイールがプラスチックホイールになっているのがたいへん残念なモデルです。ボディカラーは朱赤(オレンジ?)とイエロー系があり、金型がメキシコに渡ってからはマクレガーブランドでブルー、レッド、グリーン、チャなどかなりのバリエーションがある模様です。

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