富さんのスーパーカー 一直線

　カラボはイタリア語で正しくはカラーボと発音するのらしいですがその意味は「とんぼ」です。　この当時のカロッツェリアのネーミングには昆虫とか動物が多いのはなぜでしょうか？それだけインスピレートするものがあったのでしょうね、きっと。　私のような凡人にはぜんぜんわかりませんが・・・。（爆）

　やはり当時としては異次元から来た乗り物って感じでしょうか？たしかに「謎の円盤ＵＦＯ」というイメージもあったでしょうね。　特にカラーボはガルウィングなどの直線的なイメージをカウンタックにつなげていくあたりはさすが天才といえます。

　さてミニカーは前回紹介したソリド社製とは解釈が少し違う感じがしますが出来としてはかなりよいと思います。この頃にはなぜか標識が付いているみたいですが、お子様たちの交通について興味を持ってもらうためのものかな？と勝手に推測しております。（笑）　

　ディンキーの中でも個人的には傑作だと思う１台です。特にそのプロポーションが実にいい雰囲気で表現されています。　少し前まで山梨県にあったアバルト博物館に展示されていましたが１本出しのマフラーなど特徴をよくとらえています。

   　残念ながら開閉できる部分はリアエンジンフードのみとなっていますがその中にはちゃんとエンジンも再現されています。　ホイールの造型も秀逸です。　後期のモデルには安っぽいプラホイールのものがありますのでご購入の際にはぜひともこの前期型ホイールを履いたモデルをお求めくださいね。（爆）