ボンドカー 007のトヨタ2000GT by Universal Hobby
あの映画「007は二度死ぬ」に登場したトヨタ2000GTのオープンカーです。ジェームス・ボンド役のショーンコネリーの最後の作品にもなった名作ですね。当時としては異例の大きさのセットを組んだりして話題になりました。映画を見るとあらためてトヨタ2000GTの先進性がよくわかります。だって周りの車は超古めかしい感じがするものばかりですからね。
そして何といっても日本人女優がボンドガールとして出演したのですからすごいもんです。特にトヨタ2000GTを運転していた若林映子さんがかっこよかったですね。みなさんももう一度この映画を見てみる価値は充分にあると思います。実車のほうは当初は通常のクーペボディでの撮影になる予定でしたが顔がよく見えないと言うことで急遽オープンカーに仕立てたという有名な話があります。
そのためとのカバーはダミーとなりウィンドウスクリーンも撮影が用意になるようにアクリル製で取りはずしができるようになっていたようです。結局2台が作られ1台は富士スピードウェイで先導車として活躍、もう1台は映画のプロモーションで世界各地を回ったということです。トヨタ博物館が所有するものはハワイで発見された後者の個体をレストアしたものです。
このモデル自体は国内で販売されたノレブ製ものと同じものです。ヨーロッパで小冊子とセットで007シリーズとして他のボンドカーも発売されたのですがこのトヨタ2000GTはその中の1台となります。 違いは見てのとおりジオラマ仕立てになっていて懐かしい公衆電話ボックスが泣かせます。雰囲気は最高ですね。
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