ポリトーイ #589 ディーノ・コンペティチオーネ!
イタリアのポリトーイ社は1960年代にM500シリーズを発表、当時としては画期的なフルアクション機構を装備するなどミニカーの世界により実車に忠実な再現を取り入れることに成功した。しかしながら徐々にホットホイールに代表されるようないわゆるプラスチック製のスピードホイールを履いたミニカーで遊ぶというのが主流に変化していった。 そんな中で同社も生き残りをかけ安くて早いミニカーを出すことになるのだがこのディーノ・コンペティチオーネ(Dino Competizione)もその影響を受けた1台である。その違いは下記のようになっている。
1st モデル
- 角度を調整できるウィングを前後に持っていた(ただし取れやすく欠品になる可能性大)
- ウィングは赤ボディは白、黄ボディは赤で塗装されていた
- ホイールも実車に忠実なダイキャスト製でタイヤもゴム製だった
- 後付けのデカールが付属していた。
2nd モデル
- ウィングはシャーシから延びるステーと一体成型になり強度は上がったと思われるが塗装は施されなかった
- タイヤ&ホイールはプラスチック製に変わった
日本でもスーパーカーブームの頃には各メーカーから発売されましたがポリトーイはその前からモデル化されていたということでさすがフェラーリのお膝元の国なのだなぁと痛感した。
モデルのプロポーションはフロント部分がやや薄っぺらく感じますがその他は年代を考えればかなりよいほうなのではと思います。ガルウィングで開閉するドア部分については本来ならした半分はボディ同色なのですがクリヤーのプラスチックパーツの一体成型で残念な部分ではあります。よく自分で下半分だけ色を塗ったモデルもありますがその気持ちよくわかります。(笑)
今回ご紹介したのはともに2ndバージョンですが1stバージョンについては追ってご紹介します。
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